富山生まれの酒米は?

富山は米どころとして有名ですが

はたして酒米はどうでしょうか?
近年、南砺市産地の酒米の評判が向上しています

富山県産の酒米はあるのでしょうか?

富山県産「雄山錦」

結論から言えば、あります!

「雄山錦」おやまにしき

雄山錦は、「ひだほまれ」と「秋田酒33号」の人工交配によって生み出された新品種になります。
良い酒米の条件として米粒が大きく、麹作りに必要な心白ができやすく、蛋白質含有量の少ないものがよいとされています
雄山錦はこれらの特徴を備えているほか稲の幹が太く、倒れにくい、そして収穫量が多いのも魅力といえます

富山県の酒米づくり

県内ではこれまでの主力は新潟県産の「五百万石」でした
この品種は雨や風で倒れやすく、心白が小さくて出にくいという課題があり、富山の気候・風土と酒造りに適した酒米を望む声が高いという現実がありました

今後の大吟醸造りに期待がもたれています

雄山錦で造られた酒の味わいは、どういうものになるのでしょうか?


県内の酒蔵で造られた評判をきいてみると、「やや辛口で、やや濃醇」「ふくらみがあって、バランスがよい」「全国的な流通が期待される品種」と好評を得ています

吸水が速く、麹菌の繁殖力が強いことに加え、精白度を高めても砕けることが少ないという特性をもっているため、大吟醸酒などの高級酒を造るのにも適しているといえます

雄山錦を使用したおすすめのお酒
当店のオリジナル「成政酒造 医王蔵」大吟醸原酒

店長
店長

富山で誕生した雄山錦を南砺市で栽培して、造った当店のオリジナル地酒です 。しぼりたてそのままの味を楽しんでいただけるよう生酒の原酒になっております。

富山県が誇る雄大な立山連峰(雄山)と豊潤な実りを感じさせる「雄山錦」により、これからも素晴らしい酒が誕生することを期待したいと思います


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