酒屋冥利につきると思った件

お客さんに次のように言われて、うれしい。

酒屋冥利につきるな、と思うことがありました。

お酒の管理状態にもよるんですが、ちゃんと管理さえして

いれば１年でももつんですね。

おお酒に「製造年月日」は、記入されてますが「賞味期限」は

記入されてないんです。

長年酒屋という生業をやっている経験と勘とでもいいますか、

この酒はこんな感じで扱えばいいかなというのが身にしみつ

いてる感じなんです。

その辺は、先代と蔵元さんのおかげかと思っています。

冷蔵庫で管理すればいいものは冷蔵庫で、などちゃんと

管理していれば美味しく熟成するものなのです。

同じお酒でも扱う店によって味が違う。

これは酒屋あるあるなんですね。

中には生酒を常温で陳列してある店もあります。

特に最近になってアルコール類を置きだした

ドラッグストアやスーパーに多いのは残念な

ことです。

これでその酒自体の評価が下がり、蔵元の評判が

悪くなってしまうこともあります。

幸いにも私の場合、蔵人といっしょに酒造りを経験

させてもらったという経緯がありますので、それが

私の原点になっています。

蔵元で杜氏さんはじめ、蔵人が一生懸命酒造りを

されておられるので、私自信も日々精進ですね。(^’^)