現在、各酒蔵の「生酒」が入荷中です。
これからの暑くなる時期は、冷やで飲む生酒がおすすめです。
当店では生酒は、冷蔵管理しております。
各酒蔵の生酒を一度、お試しくださいませ。
富山県南砺市の福光にある酒屋です。
JRの城端線、福光駅より徒歩で8分です。
車でも北陸自動車道・東海北陸道のインターがありますので、県外からも美味
しい酒米の産地である福光にある酒蔵の地酒を買いに来られるお客様が多くい
らっしゃいます。
観光に来られる方、旅行や出張の際のお土産に地酒や地ビールを購入して
頂く際にご来店頂いております。
当店では酒蔵から直接、商品を仕入れています。
南砺市には酒蔵が数軒あります。
店のある福光にも酒蔵があります。
「成政酒造」さんです。
同じ町にあるということもあり、昔から関係が深く
直接取引をしています。
蔵元と直接取引をする良さというと…
蔵元と話ができるということです。
その蔵元の酒造りにたいする考え方、姿勢がわかります。
また話ができることにより、今酒蔵でどんな酒が造られて
いるかなど情報を知ることができます。
また蔵元から商品を直送してもらえるので、お酒の品質管理にも
よいのです。
私自身も酒蔵におじゃますることがあります。
その酒蔵が持っている雰囲気って、その場所に行ってみなければ
感じることができないのです。
成政酒造さんは、山際にあって
そこに行くまでには、田んぼを見ながら
田園風景の中を車で通ります。
田んぼの状態が、田植えをしてすぐの状態だったり
稲が伸びてきたな~という時期があり
稲が育って黄金の波が田んぼをうめつくしていたり
する中を通っていくと
このお米で酒ができるんだなと感慨深く感じます。
南砺市という自然に恵まれた場所に住み
その土地でとれた酒米を使って酒造りをしている蔵が
そこにある
そしてその蔵人と直接、対話をしながらお酒を扱う
こんな条件のよいところはないと思っています。
また特に生酒に関しては、冷蔵保存を心がけています。
少しでもお客様に美味しい状態でお届けしたいからです。
以前、こういうことがありました。
ある酒蔵の杜氏さんと話をした時のことです。
杜氏「ちゃんとお酒を管理して売ってもらっていてうれしいよ。」
私「どういうことですか。なんかありました?」
杜氏「いやこの前、店で自分の造った酒を飲む機会があって飲んでみたら。
すごく美味しくなっててうれしかったんだよ。」
私「いや~私は特に変わったことしてないんですけど…汗」
杜氏「蔵からお酒を出す時って、ちょっと心配なんだよ。まだちょっと酒が
若くないかな?とか色々と考えてしまうんだよ。」
「それがこの前、飲んでみたら蔵から出荷したときよりも、美味しくなって
て、ちゃんと管理してもらってると思ってうれしかったんだよ。」
私「うちの店の場合、昔からやってるんで当たり前に思ってましたけど…。」
杜氏「なかなかそれができてないお店が多いんだよ。これからもよろしくお願い
しますね。」
とこんな会話がありました。
お酒って賞味期限の表記がないんですね。
製造年月日の記載はありますよ。
ただちゃんと管理していれば、美味しく熟成するもんなんです。
その熟成度合いも、それこそ1本づつ違いますし。
だから面白いんです。
お客様が自分だけの1本、に出会えるようにするのが当店の考え方なんです。