先日、お客様に「しぼりたて、もう出たんですか?」と聞かれました。
いえ、しぼりたては12月に入らないと出ないんですけど。
と返答したのですが、ちょっと思い当たることが
とある売り場に発泡性のお酒が並んでました。地元の酒だったのですが、みたこともない酒で
「おまけに発泡性?と表示がある」
たぶんこの酒のことを言われているのかなと思いました。
最近になって蔵元の人に聞いてみると
「たぶんそれ問屋のPBじゃないですかね」という返答が…
PB、つまりプライベートブランド
その問屋のみであつかっている酒ということになります
蔵元に聞いてみると
「昨年の12月発売のしぼりたてを冷蔵保存して、9月ごろに発売したもの」ということでした。
その売り場、火入れ酒を冷蔵保管しており、その発泡性のお酒を開放型の冷蔵庫に陳列してあります。
いやいや火入れ酒は通常の陳列で、発泡性の酒の方を密閉した冷蔵庫保管にせなあかんでしょ!ということなのです。
特に発泡性のお酒は、造る年によってかなり炭酸ガスがきつくなることがあります。
まさに昨年発売のしぼりたてがそれなんです。
通常陳列で問題ないお酒を冷蔵保存して、発泡性のお酒をオープンクーラーに陳列というのはどうにも考えづらい発想です。
また秋に発売になった「ひやおろし」に関しても生詰めのお酒なので、基本は冷蔵庫保管です。
近所のスーパーでは、普通の酒と一緒に通常陳列されています。
ちゃんと管理していれば、美味しくお客様に提供できるのに残念な限りです。



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